本来ブラックバスは北アメリカ南東部が原産地で、
五大湖周辺からミシシッピ川流域、メキシコ国境付近までの中部及び東部、
フロリダ半島などに広く分布し、釣りや食用目的で世界各地に移入されました。
日本に入ったのは1925年に赤星鉄馬氏がカリフォルニア州から
オオクチバス(ラージマウスバス)約90匹を持ち帰り、
政府の許可の下、芦ノ湖に放流したのが最初とされています。
肉食性で水生昆虫・魚類・甲殻類などを捕食し、
時には自分の体長の半分近くもある魚や蛙、小型の鳥まで食べる事もあります。この高い魚食性が在来種を食い尽くすとされ、
特定外来生物として指定されています。
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