遠心ブレーキとは?
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ここでは内部ブレーキの一つ、遠心ブレーキについて説明します。
遠心ブレーキはリール内部のスプール横にプラスチック製のパーツがあり、
遠心力でブレーキをかけるというものです。
プラスチックパーツを中心部(スプールの軸横)に固定するか、
外側に出しフリーにするかで強さが変わります。
軸付近にパーツがあると回転はスムーズで、
外側にあると遠心力が働いた場合、外壁と接触し回転を抑制します。
さらにキャスト時初期は回転が速く、遠心力が強いためブレーキも強く働きます。
回転が遅くなると当然遠心力も落ちてくるので、ブレーキも弱くなってきます。
遠心ブレーキはキャストの始めと終わりでブレーキの強さが違うため、
ピッチングなどでカバーの奥を狙う場合に”最後の一伸び”があり、
さらに奥に入れてやることが出来ますがサミングには気を使います。
遠心ブレーキの調整は、リール側面を外したりスプールを取り外したり、 重さの違うブレーキブロックが付属されてるため、
付け替えてブレーキの強弱を変えたりなど初心者には難しいかもしれません。
均等なブレーキ、スムーズな回転を与える為には、
向かい合ったブレーキブロックを必ず同じ位置にセットしてください。
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